職場では20年前の古いインパクトプリンタがいまだに稼働しています。
いつ壊れるかヒヤヒヤです。。。
このプリンタを、新規購入したPCで使えるようにしようとしたところ、メーカーサイトでもドライバを配布しておらず困りました。
このプリンタのドライバがインストールされているPCからドライバを抽出し、ほかのPCにインストール出来たので、方法をメモしておきます。
Dims.exeコマンドでドライバをバックアップ
管理者モードでコマンドプロンプトを起動し、下記コマンドを実行します。
mkdir C:\DriversBackup
dism /online /export-driver /destination:"C:\DriversBackup"
コマンドを実行すると、Cドライブの直下に「DriversBackup」フォルダを作成し、その中にインストールされているドライバが全てバックアップされます。
必用なドライバを探す
バックアップされたドライバから、お目当てのプリンタドライバを探さねばなりません。
ドライバの情報は、.infファイルに記述されているので、grepツールを使用してinfファイルを串刺し検索してください。
サンプル画像ではフリーソフトのnoeditorをインストールすると一緒にインストールされるyokkaGrepを使用しています。
上記の例では、目当てのプリンタ名「MultiInpact 700XX」で検索すると、c:\driversbackup\prnne301.inf_amd64_0b0f0e4a4e48ac33\prnne301.inf にプリンタ名が記載されていました。
このフォルダが、お目当てのプリンタドライバと思われます。
このフォルダを新しいPCにコピーしてください。
新しいPCにドライバをインストールする
コントロールパネルのデバイスとプリンタで、プリンタの追加を選択してください。
PC内のドライバが検索されるので、「プリンタが一覧にない場合」をクリックしてください。
「TCP/IPまたはホスト名を使ってプリンタを追加する」を選択してください。
ドライバをインストールしたいプリンタのIPアドレスを指定してください。
プリンタの追加ダイアログが表示されるので、「ディスク使用」を選択してください。
ファイル選択ダイアログで、旧PCから抽出してコピーしたプリンタドライバのinfファイルを選択してください。
infファイルに含まれるプリンタドライバの一覧が表示されるので、目当てのプリンタを指定してください。