Windows2019サーバにWindowsBackupを設定する

社内SE
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ファイルサーバを1台導入することになったのですが、出来るだけコストを押さえたい、、、

ということでバックアップソフトは導入せず、Windows標準の「WindowsBackup」を使うことにしました。

WindowsBackup設定手順

サーバマネージャー → ダッシュボード のツールから、「Windows Server バックアップ」を選択します。

ローカルバックアップ → バックアップスケジュール を選択します。

あとは、ウィザードに従って設定します。

まず、バックアップ実行頻度を設定します。1日一回、夜間にバックアップを取得することにします。

次に、バックアップ先を指定します。

バックアップ用のNASがあるので、ここにバックアップを取得するように設定します。

共有ネットワークフォルダをバックアップ先に指定すると、データが上書きされると警告が表示されます。

NASにバックアップを取る場合、世代管理出来ないのが残念なところですが、致し方ないです。

バックアップ先のフォルダを指定します。

バックアップ先がNASの共有フォルダなので、UNCパスで指定しました。

アクセス制御の指定はよくわかりませんが「継承する」にしておきました。

ここまで設定すると確認画面が表示されるので、設定に問題がなければ「完了」ボタンを押してください。

バックアップスケジュールが作成されます。

バックアップ設定ではまったポイント

NASをバックアップ先に指定すると、「指定したパスはリモート共有フォルダではありません」と表示されエラーになりました。

指定したNASはかなり古いもので、ファイル共有プロトコルがsmb1.0しか対応していませんでした。

サーバの設定を変更し、smb1.0を有効にすることでエラーが解消しました。

※smb1.0は脆弱性の問題で使用するのはリスクがあります。

この状態で試しにバックアップを実行してみたのですが、エラーになりました。

原因がよくわかりませんが、下記サイトの情報ではNASが古いとエラーなるようです。

バックアップ先を新しいNASに変更したら、正常終了しました。

Windows10の「システムイメージの作成」が失敗する パソコン出張サポートのマックス姫路

バックアップデータを復元する

せっかくバックアップを取得しても、復元できなければ意味がありません。

でも本番サーバで復元を試すのはさすがに怖いし、万が一復元できなかったら業務への影響も甚大です。

なので、いらないPCを使ってWindowsBackupでバックアップを取得し、下記サイトの手順で復元を試したところ、正常に復元されました。

Windows Server バックアップ : バックアップからの復元方法(Windows Server 2019)

復元が必用な事態にはなってほしくないですが、復元の練習はしておいたほうが良いですよね。

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