Uターンで後悔しないために知っておきたいこと

転職ノウハウ

私は、運よくUターン転職を成功することが出来ましたが、都会と地方の生活を経験し、様々な違いや、地方のデメリットも感じました。

これからUターンを目指される方が後悔しないように、Uターンで感じたメリット、デメリットを上げます。

メリット

家族と暮らせる

私は、これが1番のUターンの理由でした。

ぎりぎりで、赤ちゃんが生まれる前にUターンできたので、出産に立ち会うことができましたし、赤ちゃんが毎日成長する様子を見ることが出来ました。一緒に暮らせなければ、出来なかった経験なので、本当に良かったです。

子育ての支援が受けられる

子育ては、私が思っていた以上に大変です。何かあったときに、実家・義実家を頼れるのは本当にありがたいです。

都会は待機児童問題がありますが、地方では保育所は選び放題です。子育てに関しては、地方のほうが圧倒的によいでしょう。

居住費が安い

都会にでて驚いたことの一つは、やはり居住費の高さ。

私が住んでいたところは、都心まで電車で1時間かかる1DKのアパートで、月8万円くらいでした。地方なら、4~5万でもっと広い部屋が借りれます。

東京で家を買うなんて、相当な収入がないと無理ですが、地方ならそこそこの収入+共働きなら何とでもできます。

自治体がUターンを求めている

人口減少に歯止めがかからない地方自治体では、Uターンを支援すべく、東京に窓口を設けていることが多いです。

私も、出身地のUターン支援センターが東京に開設されていることを知り、お世話になりました。センターに行くと、Uターン希望者を受け入れてくれる企業の情報も多く得られます。

満員電車から逃れられる

東京で本当につらかったのは、通勤の満員電車。信じられないくらい人が乗ってきて、朝から精神的に限界でした。

地方では、移動は車がメインです。私も現在の職場は車で1時間と遠いのですが、通勤中はラジオや音楽を聴いたり、英会話の学習教材を聞いたり、通勤が苦にならなくなりました。

デメリット

求人数がすくない

当然ですが、東京とは経済規模が圧倒的に小さいので、求人数は少なく、中小企業が中心になります。

希望の職種で就職できるか、40代になるとさらに難しくなります。私も、最悪の場合派遣社員で食いつなぐことも考えました。

収入が下がる

大都市圏と比べると給与水準が低いので、収入が2~3割は減ると思います。私もン百万単位での減額となってしまいました。

食料品や雑貨など、生活にかかるお金は、都会でも地方でも大差なく感じられましたので、収入減は生活にダイレクトに響きます。

居住費の安さをメリットに上げましたが、車が必須になるので、維持費で相殺されてしまいます。

結局都会で働くことになるかも

地方の会社に転職できたとしても、その会社はどこから仕事を得ているのか?やはり東京がメインになるのではないでしょうか。

私は運よく、社内SEとして転勤なし、出張ほぼなしの仕事にありつけましたが、転職先の会社では、多くの人が東京と地元を行ったり来たりして仕事をしています。

転職しても、場合によっては主戦場が東京になってしまうことも頭のすみっこに置いておいてください。

地方にはなにもない

「なにもない」という言い方はひどいですが、例えばディズニーランドは、東京にいれば電車で数十分、思いついたときに行けますが、地方からだと一泊以上かかる旅行になり、時間・費用ともに気軽に行ける距離ではないです。

地方にディズニーランドに匹敵する施設があるかというと、大阪・名古屋などの大都市圏を除けば、ほぼないのでは。

展覧会、コンサート、勉強会など、東京にはいろいろなものがありますが、地方にUターンするには、これらを手放さねばなりません。

それでもUターンを勧める

メリット・デメリットを上げましたが、私はやはりUターンを勧めます。

都会は刺激も多く、楽しいこともたくさんありましたが、どこかギリギリ締め付けられるような圧迫感を感じました。

いまは地元に戻り、穏やかに暮らせるようになりました。

キャリアや収入など、失ったものも多いですが、Uターンしたことに後悔はないです。

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