転職面接で聞かれること、聞かれたこと よく出る質問と対策

転職ノウハウ

転職面接で出る質問

転職面接を受けるにあたり、どんなことを聞かれるかは、みなさん心配なところと思います。
面接を受けた経験をもとに、よく出る質問と対策を公開します。

■自己紹介

職務経歴を中心に、1分半程度にまとめましょう。職務経歴書を提出していると思いますので、略歴を説明するのが無難です。

まずは原稿をまとめ、実際に声に出し、時間をはかって練習しましょう。

■当社を志望した理由

回答としては、「この業界の志望理由」「この職種の志望理由」「この会社の志望理由」の3つが答えられねばなりません。
が、私の場合はシステム開発業から、社内システム担当への転職を希望しており、業界へのこだわりはありませんでした。どうこたえるか悩み、当たり障りなく「業界の将来性を~」などと答えようと考えていましたが、面接でこの質問はされませんでした。

■前職を辞めた理由

この質問は、仕事がいや、上司がいやなどの当然ですがマイナスな回答はNGです。
私の退職理由はUターン希望で、前職に不満はなかったため、正直にそのことを伝えました。

■前職の職務内容、得意なこと

これまでの経歴から、アピールできるポイントを話しましょう。重要なのは、「相手がどんな人を雇いたいと思っているか」です。求人票や会社HP等から情報を読み取り、面接官に刺さる回答ができるようにしましょう。
また、話が長くなりがちなので、結論を先に述べ、その内容を説明するとよいです。

■入社したらどんな貢献ができるか

この質問は、現時点で仕事に対しどのようなイメージを持っているかを聞かれています。
「頑張ります」など、意気込みだけではNGです。中途採用は経験を買われるので、過去の経験からできることを具体的に述べましょう。

■あなたの長所、短所

短所ばかり述べるとネガティブな印象になるので、長所8割、短所2割で答えましょう。
短所は、それをどう克服しているかまで述べれば印象アップです。
欠点よりも、強味を強調しましょう。

■これまでの仕事で経験した問題と、どう乗り越えたか

失敗した経験と、それをどう克服したか、という構成にすると話しやすいと思います。
これも、ネガティブな内容にならないよう、注意しましょう。

■仕事上で大切にしていること

信念や考え方を聞かれています。奇をてらわず、信頼や誠実さが伝わる回答をしましょう。

■今後の目標

目標は、短期と中期の2つを答えましょう。転職先の会社に貢献するために、○○になりたい、だからまず××を達成したい、という構成がよいでしょう。

■入社時期

転職の場合、いつから来れるかは必ず聞かれます。一般的には、前職の引継ぎなどで1~2か月は見てもらえると思います。私の場合は、転職先が寛容な会社だったようで、3か月後でOKをもらいました。

もし、1か月も待てないなどと言ってくる会社でしたら、定着率の悪い会社で人不足のブラック企業かも?警戒したほうがよいです。

■希望給料

面接の段階では、具体的な金額交渉は避けたほうが無難です。面接通過後に雇用条件の確認があるので、交渉はこの時に。それも、あまり無茶な交渉はしないほうが無難です。40代では雇ってもらえるだけでもありがたいと、割り切りも必要です。

■当社以外の応募先

40代で真剣に転職を考えていれば、複数社に応募するのが当然なので、正直にほかにも応募していることを答えましょう。そのうえで、採用していただけるなら、最優先で考えることも伝えましょう。

■どんな資格を持っているか

転職先の企業で有効と思われる資格を答えましょう。無関係な資格や、あまりに古く時代遅れな資格をアピールしても、「それしかアピールできないのか」とかえって逆効果になります。

どうしてもほかにアピールできるものがなければ、勉強中のことを伝えましょう。ただし、これも付け焼刃ではかえって突っ込まれるだけになるので注意。

■何か質問はありますか?

面接の最後に、質問を求められると思います。最低3つは質問するようにしましょう。すぐに反応できるよう、質問したいことは事前にいくつか考えておきましょう。

注意する点は、質問したいこととして考えていたことが、面接の中で答えが聞けてしまうことがあります。なので、最低でも5つくらい質問を準備し、その中から3つほど聞くのがよいのではと思います。

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